横浜華僑総会 年頭の挨拶
 二〇一二年一月一日
  横浜華僑総会

会  長 謝成發
副会長 楊義誠、温耀権、
      楊文恵、余凱、朱銘江
理事監事一同  
事務局一同

年頭のごあいさつ 謝成發

2012年、明けましておめでとうございます。
 会長任期を満了した任政光前会長の後任として昨年7月に会長に就任し、はやいもので半年が過ぎました。理事監事はじめ会員の皆さまに支えられて順調に任務を遂行できることに感謝申し上げます。
 辰年の本年は、「龍的伝人,炎黄子孫」を自負する華裔にとって、例年にも増して新しい年を迎える喜びがこみ上げてきます。
 1972年9月29日、中日国交正常化をめざし、中華人民共和国周恩来国務院総理・姫鵬飛外交部部長と日本国田中角栄内閣総理大臣・大平正芳外務大臣が北京で「中日共同声明」に署名した日から40年目の記念すべき年を迎えました。
 この間に両国指導者の相互訪問をはじめ、経済・学術・芸術・スポーツ・青少年など多岐にわたる分野で中日友好交流の太いパイプが築かれたことをうれしく思います。
 中日国交正常化40周年を記念して今年はさまざまな企画が各界で計画されています。
 日本側は外務省を中心に40周年記念事業のための実行委員会を発足させ、青少年、地方間、文化・スポーツ、草の根、観光、経済、それぞれの分野での交流や被災地支援に重点を置いて動き出しました。中国側も昨年11月に胡錦濤国家主席がハワイで野田佳彦総理と会談したおり、「共に中日国交正常化40周年を迎えることは時のめぐり合わせで両国の関係改善のきっかけに大きな力となる。」と表明しました。
 新年1月2日から東京国立博物館を会場に「北京故宮博物院200選」が開催されるのを皮切りに、記念映画「明日に架ける愛」の初春公開、現代中国を代表する著名書画家100人が参加する「中国第1回著名書画家100人日本友好の旅」などが計画されています。
 横浜華僑総会も今年は例年に増して神奈川県、横浜市、また県下の民間組織が行う記念行事に積極的に協力し、会員と一丸となり中日友好の深化に向け尽力してまいります。
 国交正常化の年に約5万人であった在日中国人の数は約70万人に増え、その内5万6千人(10年末の在日中国人登録者数)が神奈川県下に居住しています。
 新華僑華人の増加により横浜中華街を取り巻く環境もこの40年で大きく変わりました。この街には、次世代の教育を担う保育園・幼稚園・中華学校や、出身地ごとの同郷会や職域団体・新華僑華人団体、婦人団体、また街の活性化や街づくりに尽力する横浜中華街発展会協同組合・横浜中華街「街づくり」団体連合協議会、商店の税務アドバイザー華僑商公会、さらに祈りの場として関帝廟・媽祖廟・中華義荘があるなど、さまざまな団体が有機的に結びつき、コミュニティを形成しています。
 そのなかで横浜華僑総会は、横浜開港期から華僑が伝統としてきた「助けあいの精神」で、神奈川県下に居住あるいは就業する華僑華人とその家族のために、中国パスポート申請、相続、婚姻、出生、死亡、帰化、在留資格などの手続きを助言、支援、仲介し、また新華僑華人が日々直面する生活や法律にかかわる問題にアドバイスしてきました。さらに、中国を主にした旅行関連サービスを提供しています。
 横浜華僑総会は会長の下に5つの部を設け、5人の副会長がそれぞれを担当しています。総務部(楊文恵副会長担当)は、総務を担当し日々の業務を担う事務局を助けます。組織部(楊義誠副会長担当)は組織力を強化し華僑総会の組織をより強固にすることを目指し、財政部(余凱副会長担当)は財政の健全化に取り組んでいます。文化部(朱銘江副会長担当)は会報『横浜華僑通訊』を発行して総会活動を広報し華僑華人社会の動向を伝え、文化・スポーツ活動の振興に努め、また福利部(温耀権副会長担当)は会員へのサービス向上に取り組みます。
 私たちはよりよい華僑華人社会を築き、中日友好を促進するため、引き続き努力を重ねていきます。
 会員のみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。