2010年1月1日 横浜華僑総会
会 長 任政光
副 会 長 黄偉初 呉蘭桂 楊義誠 温耀権 謝成發 陳鉅金 余 凱
理事監事一同 事務局一同
2010年 年頭のごあいさつ 新年を迎えて
横浜華僑総会会長 任 政 光
2010年明けましておめでとうございます。
昨年、私たちは祖国―中華人民共和国の建国60周年の誕生日と中日国交回復37周年のよき日を、皆さまとともに盛大にお祝いをすることができました。ここに、ご協力をいただきました華僑華人の皆さま、留学生の皆さまと日本の友人の皆さまにあらためて感謝申し上げます。また、この一年来、皆様より本会の事業に賜りましたご理解とご協力に厚く御礼申し上げます。
今年の3月に、いよいよ私たち華僑華人の長年の夢、「横浜山手中華学校新校舎」が完工・落成を迎え、4月の新年度から中華学校の生徒たちは吉浜町の新校舎で学ぶことになります。新校舎は広い教室と体育館と各種設備が設けられ、山手校舎の4倍の広さを有し、認可された幼稚園を兼ね備え、各学年2クラスに拡大し、約800名の生徒・園児を収容することができます。学校は教育の場にとどまらず、さまざまな中華文化を発信する新しいセンターになることでしょう。近年続いた東京、神奈川在住の華僑華人子弟の入学難の緩和に大いに役立つことになります。新校舎の落成はまさしく私たち華僑華人の中華文化の継承への願い、団結と協力の象徴です。ひきつづき建設資金の募金へのご協力をお願いいたします。
昨年10月、横浜山手中華学校は中国国務院僑務弁公室が開催した「第1回世界華文教育大会」において、「世界華文教育示範学校」の称号を授与されました。これは110年にわたり、数々の困難を乗り越え、先人の理念を受け継ぎ、華文教育を守り育ててきた私たちへの中国政府からの心強い励ましであります。これからは、山手中華学校は華文教育に必要な教材や教員の派遣に、更なる支持と協力を得られることとなり、喜ばしく思います。
21世紀に入った過去10年を振りかえりますと、中国はめざましく発展し、オリンピック、パラリンピックの開催を成功させ、有人宇宙船を打ち上げるまでに国力が向上してきました。世界的な経済危機後も高い成長を続け、今や世界経済、国際会議でのウェイトを高め、その存在感を増してきています。高速道路の総延長は約7万?に延び、国内の南北、東西を鉄道で結ぶそれぞれの重点8路線(八縦八横)は整備が進み、時速250?を越す高速鉄道も一部で運行され、青海省、チベット自治区などの西部地区の開発を加速させる青蔵鉄道などの新路線も開通しました。国民の海外旅行熱も高まり、日本には年間100万人以上の観光客が訪れるようになりました。都市部では自家用車のある暮らしも珍しいことではなくなりました。中国国民は豊かさを着実に手に入れています。
中日関係におきましては、鳩山由紀夫首相は9月の就任以来すでに3度にわたり胡錦濤国家主席と会談し、両国の互恵関係がより緊密へと向かっています。また、昨年11月に訪日した梁光烈中国国防部長(国防相)は北澤防衛大臣と中日防衛相会談を行い、「捜索・救難活動」、「人道支援・災害救援」で中日初の合同軍事演習を行なうための両国間の具体的な協力の実施に向けた協議で合意しました。
さらに習近平国家副主席が12月に訪日しました。これは日本の政権交代後、初の中国指導者の訪問として、中日両国の政治信頼関係の増進、戦略的互恵関係の進化にとりまして大きな意義のある訪問でありました。一方、訪中した政権与党民主党小沢一郎幹事長一行は胡主席と会談し、日中両国の友好親善関係をさらに発展させることを確認しました。
今年は「上海万博」、「広州アジア競技大会」が開催されます。羽田空港と北京、上海を結ぶ国際線の開設と中国人観光客に対するビザ審査の緩和もあって、中日双方の政府、民間の往来が増加すると予想されます。長年中日両国の友好促進の活動を展開してきた本会として、歓迎すべき状況にあります。
両岸関係におきましては、08年5月に馬英九氏が台湾地区の指導者に就任して以降、両岸の緊張関係は急速に緩和され、長年の課題だった「三通」が実現し、現在では週270便の航空定期便が両岸を行き来しており、物資や人の往来がたいへん頻繁になっています。北京、台北の故宮博物院間の学術交流や中国南極基地への台湾の研究者の参加など科学や他の分野でも両岸の交流が行なわれています。昨年12月には、両岸交流の窓口であります海峡両岸関係協会と海峡交流基金会の第四回会談が行なわれ、両岸の経済協力と両岸同胞の便宜・生活向上についてのあらたな取り決めが交わされました。
私たち華僑・華人は両岸関係がさらに緊密になり、ともに繁栄するよう強く望んでいます。また、本会は横浜の「両総会」の融和と交流の促進のためにひきつづき努力をしていきます。
昨年7月開催された華僑総会第9回会員代表大会において、若い世代が新たに理事に加わりました。新旧理監事は共に力を発揮し、会員のみなさまへの更なるサービスに努めて行くとともに、中華街がこれからも、ここに住む人とこの街を訪れる方々に愛される街であるよう、本会は引き続き新老華僑の協力と団結を推し進め、横浜中華街「街づくり」団体連合協議会をはじめとする関係各団体と連携を密にし、「繁栄した住みよい私たちの街」を作るため、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
今年もよろしくお願いいたします。

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