横浜華僑通訊

最新2020年1月号より抜粋

二〇二〇年一月一日
横浜華僑総会
会 長
王忠福
副会長
楊義誠、陳宜華、楊文惠、
余 凱、朱銘江、譚優矢
理事監事一同 事務局一同
会員各位への念頭のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
2020年の新春を迎えるにあたり、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。
さて、中華人民共和国は昨年、建国70周年の大慶の年を迎えました。
橫浜華僑総会は昨年、7月に開催した第14回会員代表大会で第22期新理事監事を選出。再任された王忠福会長のもとで、新理事監事が陳宜華副会長を実行委員長とする70周年国慶節実行委員会とともに、一丸となって国慶節祝賀行事のかずかずを企画、推進しました。あらためて、横浜華僑総会が催した国慶節諸行事に対する会員の皆さまのご支援ご協力にお礼を申し上げます。


9月29日に山下町公園で開催した国慶70周年慶祝舞台には遠方からのご参加もあり、17団体に出演していただきました。これからも横浜中華街での出演の機会を作ってください、との声をいただきました。また、9月30日に開催した国慶祝宴では、中国駐日大使館孔鉉佑特命全権大使と詹孔朝参事官兼総領事はじめ、神奈川県首藤健治副知事、横浜市渡辺巧教副市長をはじめとする来賓を迎え、総勢約670名余が一堂に会し、70回目の国慶節を盛大に祝いました。さらに、10月1日にさわやかな秋晴れの下で孔大使・詹総領事とともに1600名が中華街で祝賀パレードを行ったことは、記憶に新しい喜びです。
秋に開催された「ラグビーワールドカップ2019」では横浜で、決勝戦・準決勝戦・プール戦が計7試合開催され、世界中から訪れた選手・観客と日本のスポーツファンとともに横浜市民も大いに盛り上がりました。今夏に開催される東京五輪・パラリンピックではさらに多くのお客様がヨコハマを訪れることでしょう。1人ひとりがよき市民として温かくもてなしたいと思います。
昨年6月にG20首脳会議出席のために大阪市を訪れた中華人民共和国習近平国家主席は今春、国賓として訪日します。12年に日本が尖閣諸島を「国有化」して以降、冷え込んでいた中日関係が昨春から正常な軌道にじょじょに戻り、総仕上げとしての習主席の国賓訪日を心から歓迎します。昨年の中国人の外国旅行先は「日本人気が1番」との統計が出ていますが、中日両国・両国民のたがいの信頼関係がますます深まることを祈念します。
今年は1月25日(土)に春節を迎えます。春節の到来をみなさまとともに祝うべく、横浜華僑総会は別記のように2月5日(水)に恒例の新春聯歓会を開催します。古希・成人の方をご招待し、みなさんでお祝いしましょう。恒例の大抽選会もお楽しみに。お待ちしています。
横浜華僑総会は僑胞に寄り添い、各僑団・僑校と連携を深め、あわせて地域の方々や行政と力を合わせ、より旺盛な組織活動を展開していくべく努力してまいります。
横浜華僑総会にたいし、ひきつづき会員各位みなさまのご支援とご協力、ごべんたつをたまわりますよう、よろしくお願いいたします。
2020年がみなさまにとってすばらしい、実り多き年になりますよう、心より祈念いたします。

中華人民共和国成立70周年
国慶表彰大会・懇親会を開催

本会は12月9日(月)に、国慶70周年慶祝活動を締めくくる「国慶70周年表彰大会暨僑団懇親会」を横浜中華街のローズホテル横浜のグランドボールルームで開いた。
これは本会が主催した2019年の国慶節慶祝行事を支援・協力してくださった団体や個人に感謝を表し、舞台演技やパレードに参加した団体等と、行事運営に参加したボランティアや実行委員会のメンバーを慰労し、あわせて横浜の諸僑団の懇親を深めるために開いたもの。
冒頭、本会王忠福会長が主催者を代表し、国慶70周年にあたり多くの企業・団体・個人の協力と支援により3日間に及ぶ慶祝行事が滞りなく盛大に実施できたことに感謝した。
つづいて中国大使館領事部アタッシェの李万鵬氏が大使館を代表し、横浜華僑総会が主催した国慶70周年の慶祝諸行事が成功裏に終了したことを高く評価し、横浜華僑総会が今後も中日友好を促進し、あわせて中華文化の発揚と華僑の団結のために力を尽くすよう希望した。


その後、国慶70周年の3日間にわたる慶祝諸行事をまとめたビデオを上映し、9月29日に開催した山下町公園での文芸の舞台、30日に行われた慶祝宴会、10月1日の国慶節の慶祝パレードの盛況ぶりを振り返った。
表彰式では李アタッシェ・王会長・実行委員会陳宜華委員長が、10万円以上の寄付をした団体・企業や個人に対し感謝を表す記念の盾を贈呈、文芸の舞台やパレードに参加、出演した団体に感謝状を贈呈した。
寄付者を代表し株式会社アート余凱社長、国慶活動参加団体を代表して中日ボランティア協会張剣波会長、東京華楽坊芸術学校何慧群校長、吉林総商会劉艶理事がつづいて登壇し、それぞれの思いを述べた。
最後に、国慶70周年実行委員会副委員長の本会謝成發名誉会長が主要実行委員を1人ひとり壇上に招いて紹介し、諸行事を成功に導いた彼らの昼夜を分かたず準備作業に携わってきたその労苦をねぎらった。会場からはその功績を称え、大きな拍手が送られた。みなで「中日友好万歳!中華人民共和国万歳!万歳!万々歳!」と大声で発し、この日の表彰大会と僑団懇親会は幕を下した。

北京で国慶70周年(下の1)
横浜華僑総会副会長 朱銘江

北京滞在5日目、いよいよ建国70周年国慶節、19年10月1日の朝を迎えました。この日は早朝午前5時に起床、指定されたバスに乗り込み、目指すは天安門広場。この日の北京の日の出時刻は午前6時10分、夜が明けきらないうちに出発した十数台のバスを連ねた車列は浩々蕩々とホテルを後にしました。
車列が到着したのは故宮博物院裏手の景山公園西側の公道に設けられた、「第13停車場」と名付けられた臨時の路上駐車場。ここからわれわれは徒歩でいくつかの検問所を通り、天安門広場へ向かいます。
第1のチェックポイントは故宮博物院の正門となっている神武門に設けられた「安検処」(検問所)。ここでは空港さながらの金属探知機を使い、手荷物検査とボディーチェックを受けました。事前の通達でカメラや傘は持ち込み禁止。雨天に備え雨合羽が支給されたものの晴天に恵まれたこの日はその出番はありませんでした。携帯電話の携行は許可されましたが、充電器は禁止でした。検問を通過した後、次の関所は顔認証での本人確認。各自に配られた「観礼嘉賓証」を専用の機械にかざすと目の前のモニターに自身の顔が映し出され、顔認証で本人確認がなされ、ゲートを通過します。われわれは神武門から故宮の敷地に入り、紫禁城の西側の通路から故宮文物医院(16年12月29日に設立された、故宮の文物をメンテナンスする施設)を横に見つつ、内廷から外廷に進み、天安門の北に位置する午門を抜け、さらに故宮西南に位置する中山公園の入り口にもセキュリティーゲートが設けられていてチェックを受け、やっと天安門西側に設けられた「観礼台」にたどりつきました。
バスを降りて、神武門から天安門脇の「観礼台」まで歩くこと約30分、故宮の中軸ではない西側の故宮文物医院などがあるエリアを通ることができ、普通の観光では見ることができない故宮の姿を目にすることができました。  私に用意されたのは天安門西側「西観礼台」の「7台11排002号」という席。スタジアムの観覧席のような座面が折りたためるタイプの椅子席で、今回は座って観覧することができました。というのも10年前に同じく北京で国慶節行事に参加したとき、「観礼台」に椅子はなく、数時間立ち、終了後は足が棒になっていたことを思い出しました。10年の歳月を経てここでも、「人性化(気配りが行き届くこと)」された一面を感じました。


天安門広場には大きなリボンが風にたなびいている姿をかたどった巨大なスクリーン(左上写真)が設置され、広場で行われる諸行事を中央電視総台がライブ中継で全世界に向けて流しました。
広場中央の人民英雄記念碑の前には大きな孫文先生の肖像画が掲げられ、脇を固める巨大な「国慶」の文字と「1949」と「2019」の数字が人びとの目を引きつけました。

華文教育の「新たな100年」を目指して 128

第50回教育懇親会を開催
学校法人横浜山手中華学園(曽德深理事長)は19年12月6日(金)、第50回教育懇親会を横浜中華街の同発別館で開催した。

教育懇親会には中華人民共和国駐日本国大使館の代表、神奈川県下の公私立高校・中学校の代表、県・市の教育関係者、華僑華人団体代表、学園理事会関係者、家長代表と教職員など130余名が出席し懇談した。横浜華僑総会を代表し王忠福会長が出席した。
中華学校は50年来一貫して「友好を増進し、理解を深める」ことを旨とし、学校運営の質を高めるべく、教育懇親会をとおして各界諸氏と研究・交流・相互理解を深め、中国大使館・日本の行政・日本の学校と教育界、僑会・僑団の支持を得てきた。また、本校卒業生が進学し学業を深めるうえでよい環境を整えることができた。一方で教育に造詣の深い諸氏が集まる盛大な会となり、日本の華文教育事業の発展、日本の学校とこの地域の教育と文化事業の発展、さらに華僑華人の団結と中日友好に積極的で重要な役割を果たしている。
開会にあたり、学園生活をまとめたビデオを上映し、学校の現況を紹介した。また各卓にタブレット端末を3台ずつ配置し、歓談中にも随時それを開くとさまざまな行事の動画を鑑賞することができた。
まず横浜山手中華学園曽理事長があいさつし、出席者を歓迎し感謝の言葉を述べた。
来賓を代表し中国大使館領事部詹孔朝参事官兼総領事があいさつした。中華学校を支援する日本の教育界に感謝し、中華学校がひきつづき伝統を発揚し中国文化の伝播、中日友好の促進、華僑社会の発展に寄与するよう願った。
日本の教育界を代表して神奈川県教育委員会教育局指導部岡野親部長は冒頭中国語であいさつ、会場から大きな拍手がわいた。神奈川私立中学校高等学校協会副理事長で横浜学園高等学校の田沼光明理事長兼校長は中日両国の友好関係促進のためにも中華学校が多くの国際的視野を持つ生徒を輩出するよう希望した。公益財団法人神奈川県私立幼稚園連合会会長で学校法人厚木田園学園の小沢俊通理事長は幼児教育の重要性を説き、熊猫幼稚園のバイリンガル教育を称えた。日本華僑経済合作社林秀美理事長が乾杯のあいさつに立ち、懇談に入った。
閉会にあたり張岩松校長が流ちょうな日本語で感謝の言葉を述べ、山手中華学校に対するさらなる支援を訴えた。 (横浜山手中華学校)

小紅、「唱游会」開く



保育園小紅で12月7日(土)、お遊戯会「唱游会」が開かれた。
休みの子が3名いたが、32名の子どもたちはパパやママほかたくさんのお客様が見守るなかで、緊張しながらも楽しく「表演」することができた。オープニングの獅子舞、0歳児の自己紹介と遊戯、1・2歳児の自己紹介と遊戯をわずか1時間ほどで発表。おおぜいの前で固まってしまったりする子もいたが、泣かずに歌ったり踊ったりして、たくさんの拍手をいただいた。
お遊戯会をとおして子どもたちは中国の伝統文化に触れた。初めて舞台を経験した子どもたちや経験を重ねて日ごろの練習の成果を発揮した子どもたち、1年間の成長を保護者や来賓と共感することができた。(小紅・佐久間愛玲)

要明鶴青年部
「好吃」を囲む会 開催

広東要明鶴同郷会(陸佐光会長)青年部は11月24日(日)、「好吃」を囲む会を開催した。当会会館ビル屋上が使用可能となったため、久しぶりに会館での開催が復活した。
過ごしやすい陽気に青年会員37名が集まり、青年部イチオシの「好吃」のかずかず(和牛・海鮮・おでん・水餃子・カレー・デザートなど)を楽しみ親睦を深めた。
会館で開催することは会員が会や先祖の歴史を振り返るよい機会となり、会の未来をともに考えるよい時間となることを実感した。今後も会館で開催するイベントを企画していく。(青年部・譚優矢)

中国語なう88

996jiǔjiǔliù
意味:午前9時から午後9時まで
週6日間勤務すること
言葉のまちがいをただす専門雑誌『咬文嚼字』(上海文化出版社)の編集部は昨年末12月2日に、「19年の10大流行語」を発表しました。
選ばれた「10大流行語」はつぎのとおり、「文明互鉴(文明互鑑)」「区块链(ブロックチェーン)」「硬核(ハード・コア)」「融梗」「〇〇千万条,△△第一条(〇〇は1千万あるが、いちばん重要なのは△△だ)」「柠檬精(レモンの精)」「996」「我太难/南了(つらすぎる)」「我不要你觉得,我要我觉得(お前の感覚はいらない、重要なのは私の感覚だ)」「霸凌主义(霸凌主義)」。
「10大流行語」のなかで、5つは映画とバラエティー番組から生まれた言葉。「硬核」と「〇〇千万条,△△第一条」はどちらも、19年の年頭に上映されて人気を呼んだSF映画「流浪地球(流転の地球=The Wandering Earth)」のなかの言葉です。
「10大流行語」にある3桁の数字で示される言葉、「996」について、少し掘り下げてみましょう。
「996」とは「午前9時から午後9時まで、週6日間勤務する」こと。16年ころ、中国のある広告大手でこんな働き方が横行していることが明るみになって社会問題として取りざたされ、IT業界でいま、「996」な働きかたが人びとの関心を集め、問題視されるようになりました。
長時間労働による過労死などが社会問題となって久しい日本では、ここにきてようやく「働きかた改革」なるものが打ち出され、長時間労働是正、ワークライフバランスの重要性が叫ばれるようになりましたが、ふりかえればバブル期には「24時間、戦えますか?」と呼び掛けたエナジードリンクのCMがありましたね。
19年3月には、「996」を強いられているIT業界のプログラマーらが「996.ICU」というサイトを立ち上げたことがニュースになりました。このサイト名の由来は「『996』で働き、体を壊したらICU(集中治療室)行き」という、なんとも切実なものでした。サイトでは労働法などの法的根拠を示して「996」の違法性を訴え、「プログラマーの命はなによりも大切」と呼び掛け、共感を得ています。
問題提起され、流行語にまでなった「996」。じょじょに対応策が取られているところですが、今年、中国IT業界の働き方改革がさらに進むことが望まれます。

訃報

繆順馨女士(本会元事務局長(1969年4月~82年2月、96年6月~2010年9月勤務)・横浜華僑婦女会顧問・横浜中華学校1届、34届聶先東氏・36届聶立東氏ご母堂、広東省中山)19年12月4日に逝去されました。享年85歳。通夜は12月7日・告別式は12月8日、中区山下町「広東会館倶楽部」で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

楊思豪氏(横浜中華学校23届、福建省福清)19年12月6日に逝去されました。享年62歳。通夜・告別式は家族葬で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

王宗俊氏(横浜中華学校3届、32届王肇明氏・36届王肇清氏・38届王肇曄氏ご尊父、中華街「蓬莱閣」、山東省蓬莱)19年12月8日に逝去されました。享年84歳。通夜は12月14日・告別式は12月15日、中区山下町「広東会館倶楽部」で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

鄭順祥氏(横浜中華学校27届鄭経華氏・28届鄭緯華氏・30届鄭環華氏・32届鄭彩華女士・35届鄭霞華女士・37届鄭恒華氏ご尊父、広東省中山)19年12月8日に逝去されました。享年93歳。通夜は12月14日・告別式は12月15日、中区扇町「関内ほうさい殿」で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

陳明仁氏(横浜中華学校26届、27届陳明慧女士ご令兄、浙江省寧波)19年12月9日に逝去されました。享年60歳。通夜は12月15日・告別式は12月16日、東京池袋「祥雲寺」で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

楊豪修氏(横浜中華学校25届、27届陳明慧女士ご夫君、52届楊琳女士ご尊父、4届楊存儀氏・4届林富宋女士ご子息、26届楊生群氏・29届楊美峰女士・29届楊玄壮氏ご令兄、元町「ヤン」。浙江省寧波)19年12月16日に逝去されました。享年61歳。通夜は12月18日・告別式は12月19日、中区扇町「関内ほうさい殿」で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

準備中

横浜華僑総会

横浜市中区山下町126番地の1 中華大厦

TEL:045-641-8606

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FAX:045-663-1490