横浜華僑通訊

最新2021年7月号より抜粋

横浜華僑総会 まん延防止対策を講じ各僑団懇親会開催

横浜華僑総会は7月15日に開催する「第15届横浜華僑総会会員代表大会」を前に6月21日(月)、京浜地区の僑団代表らを招き横浜中華街にある桂宮で懇親会を開いた。
当日は横浜華僑総会を支える僑団の代表と、本会の正副会長、名誉会長、顧問、議長団、常務理事・事務局のメンバーら三十余名が一堂に会し、新型コロナウイルスの感染予防の対策を十分とったうえで懇談した。
この懇親会は、華僑総会の今届14届(2019年~21年)の2年にわたる活動に対する諸僑団の理解と協力に感謝し、あわせて第15届会員代表大会開催にあたり、これからの新たな2年の活動を担う会員代表の選出および理監事候補者の推薦を各僑団に依頼するもの。
午後六時、本会事務局の大矢慧馨・李悦の両名が司会を務め開会した。
まず、王忠福会長が主催者を代表しあいさつし、本会の活動を支援する各僑団の日ごろの協力に対し謝意が伝え、「自身が会長に就任して二期四年を経て、70周年国慶節、上海訪問クルーズや横浜華僑通訊のデジタルデータ化などを行って来ましたが今はコロナ禍で思うように活動が展開できていません。コロナ後を見据え7月の会員代表大会を成功させ、今後につなげたい」と思いを語った。
その後、会員代表選挙委員会委員長を務める朱銘江副会長が、横浜華僑総会が2年に1度開催する会員代表大会の趣旨を説明、各僑団に対し今後2年の横浜華僑総会の活動を支える会員代表の選出と、理事・監事候補者の推薦を依頼した。
つづいて、本会謝成發名誉会長が乾杯の音頭を取り、会食が始まった。神奈川県の「まん延防止措置」が引き続き講じられていることにより、当日はアルコール類の提供は差し控えられ、懇談中も「マスク会食」が呼びかけられた。
午後7時半、譚優矢副会長の閉会のあいさつで懇親会は幕を閉じた。

横浜華僑婦女会 会員総会開催

一般社団法人横浜華僑婦女会は去る6月19日(土)午後2時、会館3階ホールにて2020年度定時会員総会を開催した。会はコロナ禍の中で三密を避ける感染対策を徹底して行われた。
はじめに李香玳会長が挨拶に立ち、歴代会員の努力に敬意を表し、若い会員の入会を歓迎した。また2年後の成立70周年をむかえるにあたり老少力を合わせ成功させようと呼びかけた。
その後議長選出、総務部・福利部・文化部・婦寿会のそれぞれ一年来の活動を報告した。さらに、決算報告、監査報告、2021年度の活動方針案、予算案を採択。定款一部変更を承認し、新年度理事監事選任を行った。
新入会員が司会者より紹介され、潘蘭英副会長より閉会の辞が述べられ会は終了した。
総会終了後に第一回理事会が開催され、新年度の人事を決定した。

新年度役員人事
会長 李香玳
副会長兼財政部部長 黄巧玲
副会長兼総務部部長 張愛玲
副会長兼福利部部長 李桂子
副会長兼文化部部長 程肖梅
(婦女会)

家長会 昼食提供実施

横浜山手中華学校家長会(譚優矢会長)は6月17日(木)昨年度に引き続き今年度も学生達への昼食提供を行った。コロナ禍で活動や行動が制限されているなか、家長会として子供たちの日常に一つでも多く思い出を残したい、家長会費を有効的に使いたいという思いから始まった。3回目の今回は横浜名物の崎陽軒弁当で子供達の日常に彩りを添えた。毎学期の実施を考えており、色々な切り口で内容を考えているので僑胞の皆様からのご提案やご援助、ご協力をお待ちしております。
お問い合わせ先アドレス:
info_yyc_pta@yahoo.co.jp
(家長会)

家長会よりお知らせ

僑胞の皆様、日頃より家長会活動にご理解とご協力誠にありがとうございます。
本会の長年中心的活動でありますベルマーク収集に新たな収集方法が増えましたのでお知らせ致します。
また諸先輩方の長年の積み重ねでベルマークの累積点数が200万点を超えた事もご報告致します、携わった皆様に厚く御礼申し上げます。
引き続き中華学校の学生の為にご支援をお願い致します。
まずは、QRコードを読み取りご一読お願い致します。
(家長会)

中国語なう 104

「涩谷」 Sè gǔ  意味:渋谷

今日は今までと趣きを変え、中国語と日本語で使われる漢字についてちょっと掘り下げてみたいと思います。そして今回取り上げるのはスクランブル交差点で有名な東京の「渋谷」です。もちろん、渋谷のタウンガイドではなく、「渋谷」という表記について。
「渋谷」を中国語で表記すると、簡体字では「涩谷」、繁体字では「澀谷」となります。発音は、簡体字であろうと繁体字であろうと “Sè gǔ” です。
しかし、中国語のガイドブックなどで、時に日本で使われる新字体の「渋」の字につられて、「涩谷」とすべきところ、別字を使った「涉谷」と表記されてしまうことが良くあります。
もともと、「渋」、「涩」、「澀」の三字は異体字の関係にあり。『康熙字典』では“澀”が正字で、“澁”がその同字として扱われています。
日本においては旧字体が「澁」で、それに対応する新字体が「渋」なので、現在では「渋谷」という表記が最も一般的に用いられています。
また、「涩」は「澀」に対応する簡体字ですので、中国語では「涩谷」と表記するのが正解です。
本来、「渋(涩、澀)」と「涉(渉)」はまったく違う字で、中国語(普通話)での発音も違います。
中国語で「涩」は「sè」 であるのに対し、「涉(渉)」は「shè」となり、こちらは日本人には発音しづらいとされる「そり舌音」になります。
「渋谷」を「涉谷」と表記するのは、対応させるべき漢字を取り違えたという点で、誤った使い方になりますが、巷でこの表記は案外多く見られ、これはおそらく発音も字形も似ているために混同してしまったのが要因だと思われます。
ただ、「涩(sè)」 と「渉(shè)」 の発音にはわずかな違いしかなく、しかも、中国南部や台湾などでは「s」と「sh」の発音を区別しない人も多くいるため、そういった人にとっては「sè」も「shè」も日常の生活では全く同じ発音になってしまう傾向があるのも二つの字を混淆させてしまった要因と言えるかもしれません。
また、日本語の「渋」という字を見れば、「涩」や「澀」より、「涉(渉)」の方がよほど似ているので、結果的に「涉谷」という表記がはびこるようになってしまったのだろうと推測できます。
東京の渋谷は、中華圏の若者にも人気がある日本の街のひとつ。「渉」と「渋」は似ているので、香港や台湾の人々が「『渋』は『渉』の日本式略字だ」と誤認してしまうのも、無理のないことかもしれませんね。

華文教育の「新たな100年」を目指して 145 (横浜山手中華学校)

中三生鎌倉·江の島へ修学遠足
6月10日、中三の二クラスの生徒は、教務部長の羅順英老師、中三年級組長の本間淳也老師、クラス担任の荆秀姣老師と小林翼老師引率のもと、鎌倉・江の島へ修学遠足に出かけた。
午前8時20分、生徒らは引率の老師らと共にバスに乗り込み出発した。
まず、訪れたのは境内の古い建てものが自然と融合している鎌倉の円覚寺。生徒らは禅房でまず僧侶の話を聴き、その後みんなで座禅を体験し、そこで中国と日本の仏教の歴史にまつわる知識を得た。また、座禅を組むことで心を落ち着かせ、雑念を払いのける深層体験をした。
次に訪れたのは聶耳記念碑。聶耳は中国国歌「義勇軍行進曲」の作曲者であり、羅順英老師は生徒らに彼の生い立ちなどについて紹介し、生徒らはより一層の崇敬の念を抱いた。最後に生徒らは碑前に献花し、深々と頭を垂れた。
聶耳記念広場を後にした生徒らは、最期の目的地である江の島に到着した。生徒らは12チームに分かれ、それぞれ思い思いに江の島を満喫した。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、江の島に別れを告げ、横浜への帰路に就いた。今回の修学遠足を通じて、生徒らは鎌倉の歴史についての知識を深め、日本社会への理解を深めた。また、チーム行動を通じて相互扶助の精神を高めることができ、また良い思い出を作ることができた。帰着後生徒らはチーム単位で今回の遠足について総括と展示を行い、遠足で得たものをより深めることができた。

小三音楽鑑賞会へ
6月3日午後、横浜中ロータリークラブの招待を受け、山手中華学校を含む中区の五つの小学校の三・四年生は、神奈川県立音楽堂で行われた音楽鑑賞活動に参加した。本校から参加した小三生徒全員は、羅順英老師、張延華老師、劉奇老師、甘健星老師と王暁璐老師が引率した。
神奈川交響楽団の音楽家たちは管楽と弦楽について紹介し、優美な音楽を披露し、室内楽を楽しませてくれた。
本校の芸術教育の一環として音楽鑑賞は生徒らの全体的な発達に大きな役割を果たしており、毎年異なった学年の生徒らに音楽鑑賞をさせ、生徒らにより多くの音楽の知識と芸術の薫陶を受ける機会を与えている。

教師が校外研修活動実施
6月23日午後、本校の40数名に教師は放課後に時間を利用し、三班に分かれ横浜ユーラシア文化館で現在開催中の「横浜中華街・160年の軌跡」をテーマにした展示を鑑賞する校外研修活動を実施し、横浜中華街、そして横浜華僑の歴史について学び、華僑教育と華僑社会の相互発展の関係を理解した。
横浜ユーラシア文化館の伊藤副館長は三度にわたり教師を出迎え、連続して3時間にわたり、展示の内容を解説してくれた。
参観に際し、教師らは伊藤副館長の説明に聞き入り、つぶさに展示物を鑑賞し感慨深い讃嘆の声を上げた。伊藤副館長の解説を通して時空を超えた過去の歴史にある中華街の景色は熟知しているはずの場所なのに、見慣れない風景にも思えた。
中華学校は華僑社会の不可分の一部であり、展示の中でも重要な位置を占めている。中には学校の歴史を変える程の重要な文物の展示もあり、見る者を驚喜させた。
今回の横浜中華街の歴史に関する展示は、内容も豊富で展示物も多く、160余年にわたる中華街の変遷をたどることができた。

「賀建党百年 慶香港回帰」
中国共産党一〇〇周年と香港復帰24周年を祝うラッピングトラムが走る

2021年7月1日を前に、「賀建党百年 慶香港回帰」と大書された真っ赤なラッピングトラムが香港の街に現れた。これは中国共産党創設一〇〇周年と香港が祖国へ復帰し24年を迎えたことを祝うもの。
香港の歴史始まって以来、初めて公共の交通機関に中国共産党の文字が現れ、人々の注目が集った。
そして、香港島を走る2階建てトラムは、その車体の多くが企業広告によってラッピングをされている。その色鮮やかで趣向を凝らした広告は見る人を楽しませ、動く広告として大活躍をしているのである。
街を歩けばラッピングトラムだけではなく、車体にはさまざまな企業広告が目に入って来る。2002年11月に発生したSARSの時はこのトラム広告さえも消えてゆき、人々を楽しませていたカラフルなトラムが殆ど本来のトラムの色である緑色の車体に戻ったのだという。
ラッピングトラムはひと目見て直ぐに何の広告だか分かるものから、よく見てやっと分かるようなものまでさまざま。街中を走る動く広告塔として地元の香港市民のみならず、香港を訪れる世界中からの観光客の目を楽しませて来た。
中国共産党創設一〇〇周年と香港復帰24周年を祝うラッピングトラム行き交う香港の街はめでたい雰囲気にあふれ、同じく「賀建党百年 慶香港回帰」のお祝いの文字を掲げて走る二階建てバスも香港の街中を縦横無尽に疾走している。
2019年の春以降に香港で起きた一連の騒乱は、2020年6月30日に可決された「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」の施行から一年を経て、社会秩序を維持する警察への支持や、暴力反対と安定を求める大多数の香港市民の願いは叶い、香港社会は平和と安定を取り戻した。
「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」は全6章66条で構成され、実体法、手続法、組織法の内容を併せ持つ総合的な法律となっている。同法は香港特区が国家安全を守る職責と機関を明確に規定しており、国家分裂や国家政権転覆、テロ活動、外国・域外勢力と結託して国家の安全に危害を加えるといった4種類の犯罪行為と処罰について定めている。
これにより、香港は引き続き「一国二制度」のもと社会の平和と安定を維持していく。

訃 告

張香蓮女士(横浜中華学校20届生張孝道氏・23届 張愛玲女士(保育園小紅園長)・26届 張孝正氏・30届張美智女士ご母堂)が2021年6月14日に逝去されました。享年87歳。通夜・告別式はご家族で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

準備中

横浜華僑総会

横浜市中区山下町126番地の1 中華大厦

TEL:045-641-8606

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