横浜華僑通訊

最新2022年7月号より抜粋

孔鉉佑駐日大使来
県日中友好協会設立40周年行事に参加

 6月8日、孔鉉佑駐日中国特命全権大使は神奈川県を訪れ黒岩佑治県知事、県議会敷田博昭議長と交流した。
孔大使が神奈川県庁を訪ねるのは11年ぶりで、黒岩知事は県庁の正面玄関で孔大使を出迎え、知事応接室で大使の表敬を受けた。
神奈川県と中国遼寧省は来年友好提携40周年を迎えるが、孔大使からは地域間交流の重要性や今後の発展への期待について語られた。
また、黒岩知事からは、中国の漢方の哲学である「未病」という考え方を元に、本県が進めている「ヘルスケア・ニューフロンティア」政策について紹介し、遼寧省外事弁公室の尽力により、中国国内で出版された黒岩知事の著書「百歳時代 未病のすすめ」の中国語版が孔大使に贈られた。黒岩知事は今回の孔大使の訪問を契機に、神奈川県と中国との交流がますます深まることを期待した。孔大使は訪問の記念に北京冬季五輪のマスコット冰墩墩のキャラクターグッズを贈られた。

孔大使は訪問の記念に北京冬季五輪のマスコット冰墩墩のキャラクターグッズを贈られた

その後、孔大使は神奈川県議会を訪れ、敷田博昭議長、神奈川県日中友好議員連盟森正明会長、藤井深介副会長、日下景子議員等と交流した。
敷田議長はかつて日中議連の事務局長を務め、今年5月に議長に就任したばかり。会見の中で敷田議長は、若かりし頃に初めて訪ねた外国が中国の上海であったことを紹介すると同時に、議長に就任して初めて会った外国の使節が中国の大使であることを披歴し、数十年の時空を超えたこの「二つの初めて」のエピソードは日中友好の縁を感じるものである。
森正明会長は、政界入りする前は日本サッカーのナショナルチームに所属し、何度も中国チームと試合を通じて友好交流を重ねてきた思い出を語った。
孔大使は、地方交流は中日関係発展の推進力であり、神奈川県議会の友人方が引き続き対中友好交流を推進し、中日友好事業を推進する力となるよう希望を伝えた。
県議会を後にした孔大使と黒岩知事、敷田議長、(公社)日中友好協会宇都宮徳一郎氏は、神奈川県日中友好協会並木裕之会長と共に、ホテルニューグランドで開かれた神奈川県日中友好協会設立40傾閒偈に出席した。この祝賀会には横浜華僑総会から謝成發会長の名代で、余凱副会長が出席した。

ホテルニューグランドで開かれた神奈川県日中友好協会設立40傾閒偈

この日の祝賀会に県下の各界の来賓約200名が出席し、神奈川県日中友好協会並木裕之会長は日中民間友好に卓越した貢献をした100の個人と団体に感謝状を贈り、その功績をたたえた。
受賞者の最年少者は現在中国音楽の最高学府といわれている、中央音楽学院附属中等音楽学校【中央音楽学院附中】二胡専門科に在学中の、横浜山手中華学校を卒業した本多ゆとり君で、孔大使は彼と親しく歓談し、中国の楽器を極めて、音楽を通じて中日友好の使者となるよう励ました。
また、横浜華僑総会も永年にわたり草の根の中日友好を推進してきたことが認められ、感謝状を授与された。

孔大使は黒岩知事に冰墩墩を贈る会場で胡弓を演奏する本多ゆとり君
孔大使は黒岩知事に冰墩墩を贈る
会場で胡弓を演奏する本多ゆとり君
热烈庆祝香港回归祖国25周年
~香港の祖国復帰25周年を熱烈に慶祝する~

華僑総会副会長 朱銘江

2022年7月1日、香港は祖国復帰25周年を迎えた。
日本では半世紀前に沖縄が日本への「復帰」を果たして、今年50年の節目を迎えたことがニュースになり、にわかに沖縄がブームになっている。
四半世紀前、屈辱的なアヘン戦争以来、百数十年にわたる英国の植民地支配を離れ、香港は祖国の懐に帰った。
25年前の7月1日、日本時間の午前1時を前に、横浜華僑総会も当時の役員や愛国僑胞が参集し、香港会展中心(香港コンベンション・アンド・エキシビションセンター)で行われていた「香港復帰式典」の模様をテレビの生中継の画面を通じ、固唾をのんでその瞬間を見守った。
英国植民地の象徴であるユニオンジャックと「香港植民地旗」がするすると降ろされ、勇壮な「義勇軍行進曲」と共に五星紅旗と香港特区旗が旗竿に翻った瞬間、19世紀から続いた植民地支配に終止符が打たれ、中華人民共和国香港特別行政区が発足し、歓喜に沸き立った。
爾来、四半世紀が経ち、「50年不変」を掲げた「一国二制度」は折り返し点である25年目の節目を迎えた。
新たに香港特別行政区の行政長官に就任した李家超新行政長官は、香港地区の祖国復帰25周年を前に、今後の施政の重点、国家安全維持、国家の発展の大局へのより良い融合についての考えを述べ、 「香港地区にとって今後5年間は、安定から繁栄へと至るための正念場だ。私は全力を尽くし、全ての取り組みで最善を尽くし、思いやりがあり、包摂的で、多様な発展を遂げる香港地区を築くべく努力する。と新華社が伝えた。
また、李氏は国家の主権、安全、発展上の利益を守る必要性を特に強調。「香港特区にとって香港地区基本法第23条関連の立法作業を成し遂げることは、憲政制度上の責任だ。我々は法的研究を十分に行い、当地の立法が将来起こり得る国家安全保障上のリスクにしっかりと対処できるようにする」とした。
李氏はさらに、「守るべき一線をしっかりと固めて初めて、香港地区は全面的かつ前向きな発展が可能となる。香港地区国家安全維持法と新選挙制度は、香港地区のために強固な基礎を築き、良好な環境を創造し、特区政府が施政の達成に全力を尽くせるようにした。これを一層大切にし、長く守っていく必要がある」とした。
2020年6月に制定された香港国家安全維持法(国安法)により、外国勢力に扇動され、その手先に成り下がり、反社会的な暴力行動を繰り返してきたやからは一掃され、「愛国者による香港統治」が進み、安寧を取り戻した香港は、「一国二制度」のもと高度な自治が保障された50年間の折り返しの年を迎えた。
中央政府は的確に時勢を分析・把握して、香港地区国家安全維持法の制定や香港特区選挙制度の改正・改善といった、個別対策と抜本的対策を兼ね備える一連の措置を果断に講じた。
「一国二制度」は、時代を跨ぐかつてない偉大な構想であり、香港地区そして国家にとって有益で、これを堅持していかなければならなのは言うまでもない。
1997年に香港が、1999年に澳門が相次いで祖国への復帰を果たした。両特区発足の先には台湾の平和統一が視野に入っているが、実現までの道筋は決して平たんではない。
中華民族の偉大なる復興という「中国の夢」を成し遂げ、祖国の完全統一の日に向け、われわれもその機運を醸成するための努力を続けて行かなければならない。

香港市内を走るラッピングバス
香港市内を走るラッピングバス
新春聯歓会表彰式を開催

 6月9日(木)18時、横浜華僑総会は横浜中華街桂宮にて2022新春聯歓会表彰式及び懇親会を開催した。
これは、2月15日に本会が初の試みとして、山手中華学校体育館を会場に催した無観客のオンライン生中継による中日両国の演芸の出し物を繰り広げ、好評を博した「新春聯歓会」に多大な協力をしてくれたスポンサーや支援者に感謝を伝えるために開催したもの。
当初、この表彰式はもっと早い時期に行うことを計画していたが、まん延防止対策措置が解除となりコロナ禍がやや落ち着きを見せたこの時期での開催となった。
新春聯歓会実行委員会の副委員長で本会理事の張岩松が司会を務め表彰式が始まった。
冒頭、会場中央のスクリーンに新春聯歓会当日のハイライトシーンが映し出され、参会者は当日の名場面を振り返った。
そして、新春聯歓会の実行委員長でもある本会会長謝成發が感謝のあいさつをし、各方面の方々の多大なるご協力を得て新春聯歓会を無事に開催できたことに対し感謝の意を表した。また、今年は中日国交正常化50周年の節目の年にあたり、今年の国慶節は三年ぶりに慶祝パレードなどの祝賀行事を行う予定であることが報告され、引き続きの協力を訴えた。そして、新春聯歓会のスポンサー11社と会場を提供してくれた横浜山手中華学校にそれぞれ感謝の盾を贈った。また、新春聯歓会の抽選会用の景品で食事券などを提供してくれた協賛各社に感謝状が贈られた。
続いて実行副委員長で本会副会長の陳宜華が、乾杯の音頭を取り懇親会が始まった。和やかに懇談が進む中、出席した代表数名が横浜華僑総会や新春聯歓会に対するや熱い思いを語った。
午後8時半、今年の国慶節実行委員長で本会理事の潘永誠が中締めのあいさつをし、今年の国慶節行事を紹介すると共に多くの参加と協力を呼びかけ、お開きとなった。
その後、参会者は記念の集合写真を撮った。

新春聯歓会表彰式

特別貢献奨

 株式会社永輝商事
株式会社鼎工務店
日中福清工商会
シルバーコード株式会社
株式会社大森商事
横浜山手中華学校

突出貢献奨

 株式会社ナンセイスチール
黄檗文化促進会
友盛貿易株式会社
アートグループ
TRAVELPULS INTERNATIONAL
株式会社
東方紅実業株式会社
沐博Auction株式会社

協力奨

 旅日僑网
株式会社ALPHA
Trip7ホールディングス
横浜市立港中学校

横浜開港記念みなと祭 国際仮装行列
ザ よこはまパレード

 2022年5月3日(火・祝)、新型コロナウィルス感染症対策により2020年、2021年と中止になった「国際仮装行列 ザよこはまパレード」が三年ぶりに開催された。
「キッズパレード」と「スーパーパレード」の二部構成で行われ、横浜華僑総会は例年通り横浜中華学校校友会国術団の協力で「スーパーパレード」にエントリー。当日は快晴のもと山下公園を出発、赤レンガ倉庫、万国橋、馬車道商店街を経由し、伊勢佐木町6丁目まで全長3.4㎞のコースで舞踊と中国獅子舞を披露した。

舞踊
中国獅子舞

感謝状贈呈される
6月末日、横浜商工会議所、国際仮装行列実行委員会、委員長上野 孝名による40回の長年にわたる参加に対し感謝状が贈呈された。
感謝状

謝会長ら駐札幌総領事館を訪問

6月29日午前10時、本会謝成發会長と有志の副会長ら一行八名は中国駐札幌総領事館を非公式に訪ね、劉亜明総領事と親しく会見した。
劉総領事は一行の到来を熱烈に歓迎した。
劉総領事は昨夏に謝会長が横浜華僑総会会長に就任したことに祝意を示し、横浜華僑総会が長年にわたり愛国愛郷の先頭に立ち、祖国の発展と華僑社会の団結のために大きな役割を果たしてきたことを高く評価した。
謝会長は、かつて劉総領事が駐日大使館在任中、常に横浜華僑に関心を寄せ、華僑社会が抱える課題の克服に迅速で適切なアドバイスを下さったことを振り返り、改めて感謝の意を表した。
劉総領事からは、今年10月8日、9日に「チャイナ・フェスティバル」が初めて札幌での開催が決まったことが紹介され、謝会長からは、「お手伝い出来ることがあればぜひ協力させて欲しい」との意向が示された。
会見は終始和やかに進み、多方面にわたる互いの関心事について意見交換が行われ、午前11時頃に記念撮影をして一行は駐札幌総領事館を後にした。
中国駐札幌総領事館は北海道と青森、秋田、岩手の三県を管轄している。

駐札幌総領事館を訪問

横浜中山郷友会設立10周年祝う

 6月5日(日)午後、横浜中山郷友会は横浜中華街大珍楼にて設立10周年の記念祝賀会を開催した。コロナ禍の現状に鑑み、祝賀会の参加は少人数に抑えられ、この日は来賓と会員ら30数名が参加した。
午後五時、同会繆雪峰副会長の司会で祝賀会が始まり、冒頭繆光祜会長があいさつした。その中で、繆会長は設立10周年にあたり、郷里の中山市や世界各地の中山僑胞とのつながりを大事にしてきたことを振り返ると共に、会の今後を見据え持続的な発展を期し組織力、行動力を強化していきたいとの意気込みが示された。
この日の祝賀会には(一社)廣東同郷会、廣東要明鶴同郷会、(一社)横浜華僑婦女会などの代表が招かれ、横浜華僑総会からは謝成發会長の名代で朱銘江副会長が出席し祝辞を述べた。
朱副会長はあいさつでの中で、横浜中山郷友会10年間の歩みを振り返り、郷友会がふるさとの伝統を継承し、端午節や中秋節に会員同士の親睦行事を行い、今年の元宵節には横浜華僑総会がオンラインで開いた「新春聯歓会」を会長以下会員らが集まり一緒に鑑賞していただいたことを挙げ、同会の活動を称賛し、「引き続き横浜華僑総会と手を携え華僑社会の発展を目指していきたいと語った。
続いて、(一社)廣東同郷会符順和副会長、廣東要明鶴同郷会陸佐光会長、(一社)横浜華僑婦女会李香玳会長がそれぞれあいさつし、横浜中山郷友会設立10周年を祝った。
そして、横浜中山郷友会伍国雄名誉会長が乾杯のあいさつをし、祝宴が始まった。
宴の間、会場内のBGMに広東の古典名曲「二泉映月」などが流され、参会者の郷愁を誘った。
終盤、同会の楊仕元さんより「広東語会話勉強会」の開設構想が紹介された。同勉強会は7月から「初級コース」、2023年1月から「中級コース」を開講する予定で、「中級コース」では、従来型の「講師対生徒」の授業スタイルは取らず、「傾閒偈 king1haan4gai2」(気ままにおしゃべり)することに主眼を置き進めてく予定とのこと。この新しい語学の学習スタイルに一部ではすでに注目が集まっている。
午後7時過ぎ、司会を務めた同会繆雪峰副会長が閉会の辞を述べ、お開きとなった。
また、祝賀会に先立つ午後四時からは、同会場で2022年の会員大会が開かれた。
横浜中山郷友会は、横浜華僑総会の協力団体の一員で、地域ならびに国際交流の場で、親睦・互助・学習・交流などの諸活動を通じて、広く中山籍僑胞および中山市に親しむ人々を結集し、中日両国の友好協力ならびに共栄発展に寄与することを目指し、中山市政府の肝いりで2012年6月に設立された。同会は、横浜はもとより関東一円に在住する中山籍僑胞が中心となり、中山籍でなくとも会の目的と事業に賛同し、会の運営に協力する者の入会も歓迎している。
(中山郷友会)

右から繆会長、符廣東同郷会副会長、伍名誉会長、朱華僑総会副会長
右から繆会長、符廣東同郷会副会長、
伍名誉会長、朱華僑総会副会長

三江公所 バス旅行会開催

 京浜三江公所(陳鳳娣会長)は6月22日(水)から1泊2日の松本への三年ぶりのバス旅行を遂行した。
一行は快適なトイレ付きのプレミアムバスで美ヶ原温泉のくつろぎの宿「翔峰」に宿泊し、北アルプスの絶景と信州牛などのご当地の恵みを味わい尽くした。
(三江公所)

松本への三年ぶりのバス旅行を遂行した

中国語なう 115
「达咩」 (dá miē)
意味:だめ(禁止の意味の「~してはだめ」の「だめ」)

 この語は昨年の夏あたりから流行り出した若者が良く使うネット用語で、一目見てわかる通りこの言葉は日本語が由来になっています。
「达咩」は日本語の「だめ」の発音にそのまま中国語の当て字をあてたものです。
本来、「咩は羊の鳴き声(メェー)を表す中国語で使われる漢字で、響きだけでもなんか聞いていてとても可愛らしさを感じますが、この「达咩」も可愛らしさを表現したいときに良く使われます。
中国では主に、若者を中心に抖音(Tik Tok)や微博(ウェイボー)などのSNSでこの「达咩」が大流行り。
一般的に中国語で「だめ!」を伝える際に良く使われるのは「不可以(bù kě yǐ)や「不行(bù xíng)ですが、ニュアンスがいささかきつくなるので、少し柔らかく伝えたかったり、可愛らしさをアピールしたい時にこの「达咩」が重宝します。
「达咩」がどうやって流行り出したかと言うと、中国の人気俳優である呉京が、ある消防署の広報活動に参加し、その際に制作された宣伝ポスターが始まりとされます。
そのポスター中の呉京は、消防服を着て両腕を交差させ「ダメ」を表現、消火の妨げにならぬよう通路に障害物を置かないように促すものでしたが、いたずら好きの网民(ネットユーザー)このポスターに「达咩」の文字を付けた表情包(絵文字、スタンプ、ステッカーなどの総称)を作ったことが流行の始まりで、その後一気に抖音(Tik Tok)や微博(ウェイボー)などのSNSで「达咩」の語に火が付きました。
その後、絵文字以外でも「达咩」の語が頻繁にネット上で使われるようになりました。
「达咩」を使った会話の例を挙げると、甲:今晚我可以去你家吗? (今夜キミの家に行ってもいいかな?)
乙:达咩~。(だめ~。)と言った具合になります。

訃 告
陳民勝氏

(横浜中華学校11届生、50届陳 晋氏ご尊父)4月18日逝去されました。享年78歳
葬儀は家族葬で執り行われました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

盧燕群女士

(横浜中華学校8届生、13届盧康養、15届盧康大、18届盧愛群姉君) 5月20日逝去されました。享年79歳
葬儀は家族葬で執り行われました。

準備中

横浜華僑総会

横浜市中区山下町126番地の1 中華大厦

TEL:045-641-8606

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FAX:045-663-1490