横浜華僑通訊

最新2022年11月号より抜粋

コロナを乗り越え
文化芸術・スポーツの秋
慶祝国慶ゴルフコンペ 開催

 10月19日(水)3年ぶりにゴルフコンペが開催された、本会会員初め本会の協力団体等から多くの参加が有り総勢8組32名のゴルフ愛好者が集まりラウンドを楽しんだ。
 会場は千葉夷隅ゴルフクラブで東南と南西コースのツーウェイに分かれてスタートした。多少小雨が降る場面があったが概ね過ごしやすい天気の下、各々は日頃の成果を披露した。
 夜には中華街に戻り大珍楼新館で表彰式と懇親会が開催された、順位と各賞が発表され皆一喜一憂しながら食事と歓談を楽しみ次回の再会を約束して散会した。

主な結果(新ペリア方式) 優 勝 渋谷恭男
準優勝 矢崎一郎
第三位 大瀧尚春
レディース一位 沈順玉
ベストグロス 
東南コース 林文建 79
南西コース 松山明 76
(福利部 譚優矢)

3年ぶりにゴルフコンペ
日本の伝統芸能を満喫
    歌舞伎鑑賞会開催

 10月26日(水)、横浜華僑総会は福利部が企画した歌舞伎鑑賞会を開催した。これはコロナ禍で数年間開催を見送ってきた福利部主催の会員親睦活動再開第一弾の行事で、事前に申し込みをした会員約30人が参加した。
 同日午前9時30分に参加者は中華街延平門(西門)前に集合し、チャーターした大型バスに乗り込み、一路東京銀座の歌舞伎座を目指した。
 現地に到着、参加者は記念撮影後歌舞伎座の場内へ入り席に着いた。
 今回鑑賞したのは、三代目猿之助四十八撰の内「鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)」と人間国宝講釈師神田松鯉作の講談の名作を役者松緑が歌舞伎に取り込んで初演の赤穂浪士外伝の内「荒川十太夫(あらかわじゅうだゆう)」の二題。
 参加者は普段接する機会の少ない日本の伝統芸能を満喫し、歌舞伎役者の渾身の演技や三味線、笛、鼓の囃子方の古典音楽、廻り舞台やせり上がり床の仕掛けに魅了され、惜しみない拍手を送った。  午後1時30分過ぎ、二題の演目の鑑賞を終えた参加者は、三々五々連れ立って歌舞伎座界隈の銀座や、少し足を延ばして築地方面へ出かけたりして、思い思いに午後の散策の時間を楽しんだ。
 その後、参加者は再びバスに乗り中華街に帰着し、解散となった。
 今回の歌舞伎鑑賞会は、おおむね好評で参加者からは次回の開催を望む声や、大相撲や宝塚歌劇の鑑賞をリクエストするなど様々な要望が寄せられた。今後、福利部では多くの会員らの意見を聞き、次回の親睦活動の検討に入る。

歌舞伎鑑賞会開催
隠元禅師三五〇年
 大遠諱記念法要厳修

 中日国交正常化から50年となる2022年、折りしも、中国から江戸時代の日本に明代の多様な文物を伝えた黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ 京都府宇治市)の開祖隠元禅師三五〇年大遠諱にあたり、これを記念した行事が10月23日(日)、京都の黄檗宗大本山萬福寺で行われた。
 同日午前10時30分から同寺大雄寶殿で「伽藍堂・鐘楼落慶・満散施食法要が行われ、午後6時からは「宗祖三五〇年大遠諱・大遠諱加諡厳統大師記念懇親会」がホテルオークラ京都で開かれ、横浜華僑総会を代表し陳宜華副会長が参加した。
 駐大阪総領事館の薛剣総領事は、「今年は中日国交正常化50周年。現在、両国関係は多くの難問を抱えているが、こんな時こそ初心を思い出し、歴史を振り返り、先人達の勇気と知恵に学び、隠元禅師を始めとする黄檗宗の皆様の足跡を辿りながら、その中から啓発を受け、未来に邁進しないといけないとのメッセージを24日付けのツイッターで発表した。
 この日、駐大阪総領事館の薛剣総領事は、「隠元禅師の三百五十回忌に当たり、その歴史的功績を記念するため、日本の天皇陛下は2月25日、新たに「厳統大師」の諡号を授与した。これは中国出身の黄檗宗高僧隠元禅師が日本の皇室からの7回目の諡号を受けたものであり、きわめて喜ばしいことである。中国駐大阪総領事館を代表して、心よりお祝い申し上げると述べた。
 また、薛剣総領事は次のように紹介した。「1654年、63歳の隠元禅師は、日本の仏教界の真摯な要請に応じて、『道義撐持、東西互照(道義をもって、東と西を互いに護り照らす)』の精神を堅持し、故郷の福建省を離れ来日し、京都に万福寺を設立し、日本の黄檗宗を創設した。中日友好交流のために特別な功績を立てた代表的な人物の一人として、隠元禅師は日本で仏教の経典を広く伝え、中国の高度な文化や技術をもたらし、江戸時代及びその後の日本社会の発展に物質的・精神的に大きな影響を与えた。今、黄檗文化は日本人の日常生活に深く根ざしており、隠元禅師の美談は、中日友好交流の重要な証として世代から世代へと受け継がれている。
 さらに、今年は両国の黄檗宗にとって記念すべきで重要な年であり、中日国交正常化50周年にも当たる。双方がこの非常に貴重な縁を大事にし、隠元禅師が万難を排して中日文化の交流と相互参考を促進する遺志を肝に銘じ、隠元禅師の貴重な精神に新時代の輝きを放たせ、新時代の要求に合致した中日関係の構築に、より多くのポジティブなエネルギーを注入することを願っていると述べた。  この祝賀式典には日本黄檗宗の近藤博道管長、荒木将旭宗務総長、普喜正隆宗会副議長、黄檗宗日中交流協会内藤香林書記長らが式典に出席した。

 【黄檗山萬福寺】  黄檗山萬福寺は江戸初期の1654年、現在の中国福建省から来日した隠元隆琦(1592~1673年)が今の京都府宇治市に開いた黄檗宗の大本山。
 長く中国出身の僧が住持を務めたこともあり、いまも寺内には異国の雰囲気が色濃く残る。中国風の建築様式も見どころとなっている。
 また、萬福寺境内後方の山四千坪には華僑の葬儀埋葬を目的とした「京都華僑霊園があり、京都華僑墓地委員会が長年にわたりその管理運営を行っている。毎年10月には在住の華僑が祖先の霊を慰めるために中国式の先祖供養行事「普度勝会」が行われている。

法要に参加した陳宜華副会長 中央
法要に参加した陳宜華副会長 中央
第61回旅日福建同郷懇親会開催

 10月16日~18日、横浜福建同郷会が主催した第61回旅日福建同郷懇親会が横浜市内の会場で開催され、日本全国から福建同胞が一堂に参集し懇親を深め旧交を温め再会を喜んだ。  16日午後6時、第61回旅日福建同郷懇親会の歓迎宴会が横浜ロイヤルパークホテル「鳳翔」で開かれ、横浜華僑総会を代表し謝成發会長が招かれ出席した。
 席上、大会委員長を務めた横浜福建同郷会の別宮浩孝会長があいさつし、日本各地から参集した同胞を歓迎した。
 そして来賓を代表し、本会謝成發会長があいさつし、第61回目を迎えた旅日福建同郷懇親会の横浜での開催に祝意を表した。
 続いて大会開催を記念し、横浜山手中華学校と横濱中華學院に華僑子弟教育助成のための寄付金が贈られた。また、80歳以上の先輩同胞に長寿のお祝い金が贈呈された。そして、横濱華僑總會張儀会長が乾杯の音頭を取り、祝宴が始まった。
 祝宴の余興には横浜中華学校校友会国術団の二頭の獅子が華麗な舞いを披露したほか、変臉や中国雑技の妙技が華を添えた。
 午後8時過ぎ、楊睦秀大会会長が中締めのあいさつをし、初日の日程を終了した。
 翌17日、大会参加者は二台のバスに分乗し、東京都内観光へ出かけ、浅草などを散策した。横浜に戻った一行はメルパルク横浜で開かれた夕宴に臨んだ。
 最終日の18日は正午からサヨナラパーティーが開かれ、大会旗と大会の鍵が次期第62回の開催地である熊本へと引き継がれた。

ごあいさつする謝成發華僑総会会長
ごあいさつする謝成發華僑総会会長
婦女会 70周年に向かって
全10回  第2回目
1954年5月「下の華僑総会」前で撮影

 この写真は1954年5月、今はない「下の華僑総会」前で撮影された横浜華僑婦女会成立一周年会員大会の集合写真である。
 前年、子弟の教育を守るため立ち上がった主婦たちが、女性の団結と自立、中華文化発揚を目指し、横浜華僑婦女会を発足させ1年が経過していた。
 写真前列中央、やさしく微笑むのは何肖胭さん。そのまなざしは向かってくる者には鋭く、味方や弱い者には慈愛に満ちていた。第二代会長を務め、中華学校管理委員会で活躍した。
 2列目一番右に立つのは張肖娥さん。婦女会立ち上げの中心人物で初代会長。財政確立と公明正大の運営を貫いた。
 張さんの隣は梁順珍・梁宝珍姉妹。婦女会の梁姉妹を知らない人はいないと言われたほどの婦女会の顔。姉の宝珍さんは第四代会長として2001年第三代会館建設を実現させた。
 3列目右から二人目は第三代会長鄭麗姫さん。1961年から2000年の約30年間在任。一階に小紅托児所、二階には横浜華僑総会と旅行社を置き、婦女会をして華僑のセンターの役割を果たした。  最上列左から6番目は康述英さん。若い会員で、この時はまだ高校生、識字班や合唱団、新聞発行等の活動を指導した。隣は黄瑞霞さん。長く中華学校の教育者として従事し、いまも多くの生徒に慕われている。
 横浜華僑婦女会の合い言葉は「団結就是力量」、先輩たちは苦しい時も嬉しいときも、何時もこの団結就是力量の歌をうたって乗り越えていった。

「チャイナフェスティバル
     2022 札幌」

 10月8日、9日、日中国交正常化50周年を記念して、中国の食や文化に触れてもらい、両国民の交流と相互理解を深めることを目的とした、中国駐札幌総領事館主催『チャイナフェスティバル』が札幌で初めて開催された。
 メインステージにて2日間(計3回)、両日快晴のもと横浜中華学校校友会国術団が中国獅子舞を披露した。 観客からは初めて見る横浜の中国獅子舞のパフォーマンスに驚きの声と大きな拍手が沸き上がった。
 また、横浜中華学校校友会国術団一行はイベント会場にて、中国駐札幌総領事館劉亜明総領事にお会いし記念写真をして、あたたかな歓迎を受けた。

チャイナフェスティバル2022 札幌
華文教育の
「新たな100年」を目指して 159

 10月1日午前9時、二年のブランクを経て全校生徒が体育館に一堂に会し、新中国成立73周年の国慶節を祝う式典が開催された。
 式典は鄭民財教導部長が司会を務めた。「義勇軍行進曲」の勇壮な調べにのせ、全校生徒と教師は舞台正面に掲げられた五星紅旗に注目礼を捧げ、式典は幕を開けた。
 続いて小学部と中学部の学生代表が、国慶節に寄せるメッセージを発表した。まず、発言したのは小学部代表の林淑惠さんで、林さんは祖国の73回目の誕生日を祝福し、73年来日進月歩で勝ち取った成果はすべての中華子女の誇りであると語り、ひとりの生徒として国を愛するということはまずは自分の学校を愛し、一生懸命に勉強し、自分を愛するように学校のイメージと名誉を守り、先生を尊敬し、共に学び、絶えず成長していきたいと述べた。
 そして、陳瑛華さんが中学部を代表し発言し、祖国の誕生日にあたり祝福を贈ると共に、祖国が改革開放を始めて以来勝ち取った成果を誇りに思うと語り、今日享受している幸福、安定、そして素晴らしい生活は、革命の先達が艱難辛苦を乗り越えて勝ち得た成果であり、在日華僑として、中日両国の先賢の努力で得られた結果であるということを肝に銘じ、中華学校の生徒として、勉学に励み、物事を良く思考し、中日両国の友好関係に関心を寄せていき、中日二か国語を身に付け、その優位性を発揮し、更には中日友好を使命として、中日両国の懸け橋になろうと語った。
 続いて、張校長は中華学校と横浜華僑総会が国慶節を祝ってきた歴史と伝統について語り、生徒らに対し「三好五愛」の筆頭に掲げる「祖国を愛す」を銘記するよう訴え、祖国とふる里を愛し、親や祖先を敬い、中国語を良く学び、伝統文化を伝承し、栄光な中華民族の子孫になろうと訴えた。
 式典後、生徒と老師は国慶節を祝う民族楽器の演奏、舞踊、武術演技などの文芸を堪能した。
       (山手中華学校)

新中国成立73周年の国慶節を祝う式典
国慶節を祝う民族楽器の演奏、舞踊、武術演技などの文芸を堪能した

小紅 運動会開催

 10月22日に、保育園小紅の運動会が開催されました。
 これまでコロナ感染防止の為、保護者の方々にはご観覧を控えて頂き保育室で行っていた運動会でしたが、三年ぶりに中華学校の講堂をお借りし保護者の皆さまにも参加して頂き開催する運びとなりました。
 オープニングは、2歳児クラスの子どもたちが2頭の龍を全身で操り、龍舞を披露しました。0歳児クラスの赤ちゃんは、大好きな保育士に抱っこされながらリズムあそびを楽しみ、1歳児クラスも中国語の曲に合わせて緊張しながらも、自分なりに表現していました。大きな講堂に圧倒され泣き出す園児もいましたが、保育士が寄り添うことで徐々に落ち着きを取り戻していった子どもたちです。また玉入れ、かけっこなどの競技からは、子どもたち一人ひとり一生懸命取り組む姿に成長を感じました。
 ご家族の方々からの心温まるご声援や拍手を頂き、会場全体が一つとなり、心和む充実した運動会となりました。       (小紅)

心和む充実した運動会
中国語なう 118
「马杀鸡(馬殺雞)」mǎ shā jī
意味:「マッサージ」の音訳

 今回取り上げる単語は「马杀鸡(馬殺雞)、字面から解釈すると「馬が鶏を殺す!」という実に物騒な言葉になります。ただ、この文字の配列自体には意味はなく、この三文字を「普通話」で発音するとこの言葉の意味をお分かりいただけたかと思います。
 既にお察しかと思いますが、この語は「マッサージ(Massage)」の音写で、主に口語で使われる言葉です。
 では、そもそも「マッサージ」とは何か?ウィキペディアによると、「皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法。マッサージは、フランスで生まれた手技療法(仏: Massage、マサージュ)を指すが、同様の効果を得られるものとしてタイ式や朝鮮式のマッサージ(アンマ(안마)と呼ばれるものは除く)も便宜的に「マッサージ」と呼ばれる。現在の日本では、治療目的で反復継続の意思をもって行うには国家資格であるあん摩マッサージ指圧師免許が必要であるが、現実のマッサージ業者は無資格が多数である。」とあります。  さて、「马杀鸡」は口語で使われていることから、「マッサージ店」が「马杀鸡店」という看板を掲げることはまずありません。「马杀鸡(馬殺雞)の語は、もともと台湾から広まり、主に風俗営業のあんまを指すことが多かったそうです。
 そこで、台湾旅行におけるお楽しみと言えば、やはり「グルメ」、「観光地巡り」、「お茶」、「マッサージ」が挙げられると思います。
 実際、多くのガイドブックや観光案内のサイトを見てみると、旅先でリフレッシュするのにマッサージは最適な手段の一つであることが分かります。
 では、台湾でのマッサージ店の表記ですが、看板には基本的には「養生館(もしくは養生會館)」などと書いてあります。
 足つぼマッサージが受けられるお店の場合は、大きな足のマークが付いていることも多いようです。基本的には外から店内を見れば一目瞭然だと思います。ただ、近年は「SPA」と表記しているお店も少なくなくて、そういったところの場合、外からは受付しか見えないようなちょっとおしゃれな造りになっていることも多いようです。
 「马杀鸡(馬殺雞)」にも、泰式、日式、台式、越式、韓式などなど多くの選択肢があるようですが、あなたのお好みはどのスタイルでしょうか?

準備中

横浜華僑総会

横浜市中区山下町126番地の1 中華大厦

TEL:045-641-8606

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FAX:045-663-1490