2006中国文化フェスティバル開幕
11月17 日~ 12月22日
開幕式であいさつする孫家正文化部長 中国国家交響楽団の演奏で「覇王別姫」を歌う陳俊華さん
中華人民共和国文化部と駐日中国大使館が主催する「中国文化フェスティバル2006」は11月 17日(金)、東京サントリーホールで開幕式が行われ、1か月にわたる中日文化交流事業がスタートした。
開幕式には日本の皇族関係者や政府・各界要人、中国側からは孫家正文化部長はじめ、華僑華人・留学生代表など2千余人が参列した。
孫家正文化部長はまた、翌18日、日中文化交流協会・朝日新聞社が主催して東京の内幸町の日本プレスセンターで開かれた文化講演会で講演し、阿倍晋三首相の訪中を評価、「調和のとれた持続的文化交流を発展させ、友好関係を育てたい。」と述べた。
孫文先生生誕140周年 大使館、記念会開催
孫文(孫中山)先生の生誕140周年を前に駐日中国大使館は11月8日(水)、大使館で「孫文先生生誕140周年記念大会」を催した。
王毅大使がスピーチを行い、「われわれは孫中山先生の愛国主義精神を引き継ぎ、団結して中華民族の偉大なる復興に尽力しなければならない。先生は国家主権の統一維持を主張し、中国を分裂させる一切の行いに反対した。この偉大な愛国主義精神と理想への信念は、国家富強、中国統一の大事業を完成させた国内外の全ての同胞を大きく啓発し、鼓舞した。」と称えた。日本華僑華人聯合総会曽徳深会長(別掲)と小坂哲瑯氏(孫文を支援した梅屋庄吉氏縁者)が祝辞を述べた。華僑華人・留学生・日本の友人百余名が参加、横浜華僑総会任政光会長も出席した。
孫文先生は1866年11月 12 日に広東省に生まれ、20世紀初め、東京で志士を集め中国同盟会を設立、中国近代革命の政治的源泉となったことから、「中国民主革命の偉大な先駆者」といわれる。日本には14回来日、合計滞在日数は9年あまりに及ぶという。
革命前夜にあたる日々、横浜の華僑は来日した孫文先生など革命派をかくまい、支援し、また孫文先生の建校の提唱により、横浜華僑は1898年に「大同学校」や「広東学校」「華僑学校」を創立するなど、孫文先生と横浜の関係は深い。
日本華僑華人聯合総会 曽徳深会長のあいさつ
尊敬的王毅大使!尊敬的大使馆各位领导!亲爱的侨胞!
今天为记念孙中山先生诞辰140周年,我能代表日本华侨华人联合总会发表意见,感到十分荣幸和高兴。提到孙中山先生,我就回想到五十多年前在横滨山手中华学校读书的情景。中华人民共和国成立没几年的50年代初,由于当时的国民党反动派用台弯的海军和日本武装警察强占了位于中华街的校舍,侨胞们不得不已在横滨山手地区新建立了临时校舍。我当时是一个中学生,在国语课堂里老师教我们背诵「孙中山遗嘱」,读「致苏联遗书」,鲁迅的「故乡」,朱德的「回忆我的母亲」,毛泽东的「为人民服务」「愚公移山」等等。通过老师的教导,我们学到祖国人民反对帝国主义,反对封建主义,反对官僚资本垄断的斗争史,中华人民共和国是建立在革命先烈的牺牲上。
孙中山先生是伟大的革命先行者,他在辛亥革命时期领导人民推翻帝制,建立共和国。
孙中山是一个贫苦农民的儿子,他在国内上不起学,他有一个哥哥在美国夏威夷务农,他靠他哥哥到夏威夷读书。他在国外读书接触到先进文明的同时,深深理解到背井离乡到海外的华侨的辛苦和强烈的爱国心情。正是他是贫苦农民的出身,他对旧中国农村中悲惨生活的亲身体验,深知道中国人民的种种痛苦,以致于使他决心用自己的精力去帮助人民,为打倒腐败的清朝,争取民族独立和自由,解放中国献出一生。
当孙中山先推进革命的时候,号召同志,成立革命组织,建立军队,鼓吹群众的同时,远到世界各地,对中国留学生和华侨做革命宣传,讲革命道理,鼓吹参加革命,支持革命,争取世界各国人民对中国革命事业的理解和帮助。日本是他革命事业的海外的最重要活动地。在日本有不少孙中山先生遗留下的业迹,横滨的中华学校,神户的同文学校,就是十九世纪末当年孙中山先生提唱及帮助华侨建立起来的。中华学校在100多年的历史里进行民族教育,为祖国,为华侨社会,为侨居国培养出人材。孙中山先生的民族精神通过华侨学校的教育派派流传在华侨社会里。
孙中山先生1925年逝世,留下“革命尚未成功,继续努力,以求贯彻”的遗嘱。中国共产党领导中国人民完成了孙先生没有完成的民族革命,并且把这个革命发展到新的阶段,在建设昌盛强大的中国上,一个又一个的取得光辉的成就。一步又一步的向着祖国统一前进。
当迎接孙中山先生140周年的诞辰,让我们继承他不屈不挠的民族精神,为了祖国的统一事业,华侨的团结事业,中日友好事业奋勇前进吧!
2006年11月8日 曾 德深
王毅大使、懇親会催す
中国大使館の王毅大使は11月2日(木)、横浜・東京の僑団代表を大使公邸に招待し、親しく懇談した。招待されたのは日本華僑華人聯合総会曽徳深会長・横浜華僑総会任政光会長・同温耀権副会長・横浜山手中華学校梁慶安理事長・東京華僑総会符易亨会長・同殷秋雄顧問・東華教育文化交流財団江洋龍理事長・華聯旅行社廖雅彦社長。なお、于淑媛参事官兼総領事が同席した。
僑弁劉澤彭副主任 来浜し座談会開催
【記念音楽会】開かる
第9届世界華商大会のプレイベントである2007日本中華年開幕式【記念音楽会】に出席するため、国務院僑務弁公室劉澤彭副主任と朱慧玲国外司が、駐日本中国大使館の于淑媛参事官兼総領事・李輝一等書記官とともに11月9日(木)に来浜し、音楽会前のひととき横浜華僑総会を訪れて、任政光会長・曽徳深名誉会長(日本華僑華人聯合総会会長)をはじめとする総会理事と座談会を開いた。
7年ぶりに横浜を訪れた劉副主任に総会関係者は、みなとみらい線開通や、今年3月に開廟した横浜媽祖廟など中華街の最近の様子、横浜山手中華学校の現状、新・老華僑華人の融和状況などを紹介した。
劉副主任は任会長に、厦門(アモイ)大学董事会理事に就任を要請し、華僑子弟の中国国内にある大学への留学事情について紹介した。過去に華僑子弟は受験に際して国内の受験者と同等の漢語力が求められて進学が難しいという面があったが、今はこの部分のハードルが下げられた、創立百年になる曁南大学のように香港・澳門の学生が5割を占める大学もある、などの状況が紹介され、また華文教育に対する意見交換がなされた。
一行はその後みなとみらい地区のパシフィコ横浜国立大ホールで開かれた2007日本中華年開幕式【記念音楽会】に出席した。音楽会冒頭、壇上で王毅大使や日本中華総商会黄耀庭会長・中田宏横浜市長などが「中華年キックオフ」を宣言し、ともに阿宝・元ちとせなど中日の歌手による舞台を楽しんだ。
北京市僑弁僑衛主任 訪日、座談会開催
右より、曽聯合総会会長、倪道軍中国大使館1等書記官兼領事、僑衛主任、司会の博士協会李磊会長
中国大使館は11月10日(金)、北京市人民政府僑務弁公室僑衛主任(兼・務港澳台僑同胞共建北京奥運場館委員会弁公室副主任)一行6名を迎え、東京華僑会館で座談会を開催した。
座談会に出席したのは横浜・東京の華僑団体の代表で、日本華僑華人聯合総会曽徳深会長、横浜華僑総会の黄偉初副会長、東京華僑総会符易亨会長をはじめ50名ほど。
僑衛主任は北京市の現状を紹介、北京オリンピック開催のため、華僑の寄付で建設中の水泳競技場について報告した。華僑の申し出によりこの水泳競技場を建設するに至った経緯と、建設に寄せる華僑の思いを紹介し、さらに、同競技場建設に対する寄付はまもなく目標到達予定で、その暁には大口の寄付は受け付けないが少額の寄付については引き続き受け入れる、寄付者には寄付証書を発行すると述べた。
報告後、質疑応答や意見交換がなされた。
統一促進会、記念パーティー 開催
全日本華僑華人中国平和統一促進会1周年記念パーティーが 11月11日(土)、東京華僑会館(新橋)で開催された。
金翬会長は「中国平和統一促進会は昨年9月に成立した。私たち日本の華僑華人は世界の華僑華人と手を取り合い、祖国の統一に少しでも貢献できればと今日まで頑張ってきた。皆さまのご支持ご支援のもとに2001年7月に全世界華僑華人中国平和統一推進大会・新世紀東京大会を開催し、成功を収め、一定の評価をいただいた。北京オリンピック、台湾島内の選挙、両岸関係の発展など、08 年は非常に大事な転換期と考えている。08年に向かって私たちは何をすべきかを考え、運動を更に展開していく。世界各国に在住する華僑華人の皆さまと連携し、意思疎通・統一をはかり、力を集中させて祖国統一のために更に大きな貢献をしていく。」と述べた。
記念パーティーには中国大使館領事部から滕安軍参事官・馬駿一等書記官・殷達奇二等書記官が出席、会員、関係団体代表など 余名が参加した。
横浜台湾同郷会、定例会員総会を開催
新会長に頼進文氏を選出
あいさつする頼進文会長、後方は新任の副会長、理事
横浜台湾同郷会(陳政雄会長)は定例総会を 11月23日(祝・木)、ローズホテル横浜で開催した。
来賓・会員、3百余名が参加した。「9月19日の役員推薦委員会で40名の新役員を選出、10月18日の理事会で承認を受け、本日の定例総会で最終決定される」旨の報告があり、新会長に頼進文氏を選出した。
新会長はあいさつに立ち「今回役員が若返った。会員の親睦と同郷会子弟の育成を行う。来年1月から会員向けに学童クラブ(学童保育)を開設する。親睦旅行も充実し、新たな同郷会会員の加入を促進し、活発な運営を行う。」と述べた。
終了後、懇親会が開かれた。横浜華僑総会任政光会長と温耀権副会長が出席した。
故劉進慶先生を偲び 研究会開く
左から凌星光氏、陳仁端氏、陳鵬仁氏、呉老擇氏
両岸関係研究中心元代表・故劉進慶先生の没後1年、劉先生を偲び11月11日(土)、東京華僑会館7階において、全日本華僑華人中国平和統一促進会・両岸関係研究中心(日本)・日本華人教授会議の共催により研究会が開催された。
陳仁端氏(両岸関係研究中心(日本)代表)が進行役を務め、コーデュネーターに凌星光氏(福井県立大学名誉教授・日中関係研究所所長)、講師には台湾から陳鵬仁氏(中国文化大学史学研究所教授)・呉老擇氏(亜毘達磨学会会長)が参加し、両岸問題を中心に、最新の台湾の状況、2008年に行われる台湾の選挙問題などが話された。
研究会終了後、参加者は同会館8階で開催された全日本華僑華人中国平和統一促進会1周年記念祝賀会に出席した。
慶祝 第57届国慶 横浜華僑総会主催
ダンスパーティー 開催
中日友好ダンスパーティーin China Town・パート5が 11月7日(火)、山下公園前のメルパルク横浜で開かれた。
横浜華僑総会主催、第57届国慶節を祝う諸行事の最後を飾るもので、参加者は「かずみ&ウインズ」のバンド演奏でダンスのひとときを楽しんだ。
今年は初めてメルパルク横浜を会場とし、約120名が参加した。新倉洋子常務理事が司会を務め、文化担当楊義誠副会長が「安倍首相の訪中により、中日両国関係は友好修復に向かい始めました。わたしたち横浜華僑総会は今宵のような文化交流を通じ、民間の中日友好をますます発展させていきたいと考えています。」とあいさつした。
華僑総会が主催するダンス講習会の講師・相良貢氏と、会を手伝う周斐宸・張宝珍・陸鈴子さんが紹介された後、参加者はおしゃべりや中国料理も味わいながら、今までより広いダンスフロアで踊りを楽しんだ。
閉会にあたり財政担当陳鉅金副会長が感謝のあいさつを述べた。
横浜華僑総会主催 第13 回 ~ダンス講習会~
社交ダンスを楽しくマスター! 基本を楽しくマスター
ブルース・ワルツ・ルンバetc.
12月12日~3月(全10回) いずれも火曜日19時~21時
講師・・相良貢先生
会場・・横浜華僑婦女会館3階
費用・・1万5千円 (10 回分、前納)
両家長会、交流す
横浜山手中華学校家長会の陳鉅金会長をはじめとする家長19名と鄭紅老師・田莉莉老師が、11月10日(金)・11日の2日間、神戸中華同文学校を訪問し、同校家長会(簡智成会長)と交流した。
今回は初めて飛行機を利用して羽田から大阪に到着、その後バスで神戸へ移動。宿泊ホテルで、簡会長と同文学校家長会関係者に迎えられた。一行は神戸家長会のみなさんの案内で、神戸の観光スポットであり、今が見頃の菊の花が満開の「相楽園」などを見学、その後同校で両校教師家長の懇談会に出席した。夕刻、「神戸第一楼」で開かれた歓迎会に臨んだ。歓迎会には神戸中華同文学校林同福理事長・同校金翼校長・林同春顧問など、同文学校と同校家長会関係者が多数参加した。翌日は神戸華僑幼稚園を参観、土曜日の休園日にもかかわらず、荘天輝理事長・王子玲園長ほかたくさんの先生に出迎えられた。なお、神戸華僑幼稚園は単独で認可を受けている幼稚園である。その後同文学校で全校の授業を参観した。神戸中華同文学校は小学生466名、中学生167名で、横浜山手中華学校の約1・5倍と規模が大きい。同校家長会と2日間にわたる交流は、華文教育などなどについて活発に質問や意見交換し、大変有意義であった。
(羅)
第9回校友生音楽会
校友生音楽会を終えて 羅順英
11月 14日(火)、第9回「校友生音楽会」が県民ホールで開かれました。
今回も中国曲や西洋・日本の曲を交え幅広く研究し、皆様に発表させていただきました。中華学校の創立百周年を期に第1回が開かれ、毎年皆様の励ましや温かいお言葉をいただき、9回もの回を重ねることができました。これからも出演者全員さらに研究を重ね、皆様にすばらしい音楽を披露することができたらと思っております。
音楽会に来てくださったたくさんのお客様、そして、音楽会のお手伝いをしてくださった方々に、出演者一同心よりお礼申し上げます。
日本新華僑華人会、 《心橋》創刊
日本新華僑華人会(呉智深会長)は同会の会報《心橋》を創刊し、発刊式を11月3日(金・祝)、駐日中国大使館で開催した。
発刊式には大使館王毅大使をはじめ、日本華僑華人聯合総会曽徳深会長や僑団代表約50余名が出席し、本会から温耀権副会長が出席した。呉会長はあいさつの中で、「心橋」は「新僑」と同音であることからこの名を付け、在日華僑華人・中日両国・華僑華人と祖国との間に「心の架け橋」を築きたい、と語った。
日中友好協会神奈川県連合会 50周年記念式典開催
あいさつする増田恒雄会長
日本中国友好協会神奈川県連合会結成50周年記念式典が10月28 日(土)、かながわ労働プラザ(横浜市中区寿町)で開催された。
式典には中国大使館から于淑媛参事官、李放鳴一等書記官が出席し、横浜華僑総会から呉蘭桂・温耀権副会長が出席した。
増田恒雄会長が主催者を代表してあいさつに立ち「1956年9月に結成大会を行い、今年で満50年を迎えた。友好の相手無き友好運動と言われた時期があり、中国の文革時期には会員数が5分の1に激減した。『 50年史』を編纂中で、今後は50 年の歩みを糧に日中不再戦の立場を堅持、日中友好を堅持する。」と述べた。
式典終了後、会場を移し、祝賀会を行った。
「外国籍県民かながわ会議」 知事に最終報告提出
第4期外国籍県民かながわ会議(04年11月~06年10月)が提言を10月30 日松沢県知事に提出した。
第4期は19名の委員で構成され、12の国・地域の外国籍が委員として公募・選考を経て知事から委嘱され、2年の任期中に16回の会議を開催し、提言を作成した。
当会議は教育文化部会と生活社会部会に分かれ、さまざまな課題について、協議・調査を重ね17の提言として意見を集約しまとめた。
教育文化部会は7の提言をまとめ、主な内容は「就学前の案内の充実から学校教育における学習支援の充実、高校入試制度の改善、また公立図書館の充実」と子どもたちが幼児から成人するまでの成長過程に必要なサポートを提言としてまとめた。
生活社会部会は10の提言をまとめ「外国籍県民の就労・雇用支援の強化、災害問題、医療通訳」と就労に必要な職業能力開発の機会の提供・ハローワークの就職サポートの一層の充実等、災害時の多言語手引き、医療通訳派遣システムの継続、医療通訳の経費の保険適用と社会生活を送ることに必要なサポートの強化などをまとめた。
これらの提言は外国籍県民が抱える課題をすべて反映したものではないが優先的に取り組んで欲しい項目を掲げている。
また、提出後の懇談のなかで、知事は外国人学校や教育について触れ、特に横浜山手中華学校は手狭で生徒の収容数が制限されている現状について、「神奈川県も横浜市も気にかけてる、協力できることは協力してゆく」と述べた。神奈川県や横浜市が援助・協力を本気で考え、その姿勢を行動で示したなら、学校建設、民族・華文教育充実に弾みとなるでしょう。 (葉)
「あーすフェスタ」、 準備スタート
第1回企画委員会、11月10日
「あーすフェスタかながわ2007」を 07年5月19日(土)・20日(日)に開催するため、第1回実行委員会が10月24日(火)、あーすプラザ(JR本郷台駅)で開催された。華僑総会から余凱副会長が出席した。
実行委員会の開催にあたり、山本正人神奈川県県民部長は「次回は8回目の開催で、県の施策として重要な位置を占めている。長く続けていきたい。準備の過程が非常に大事です。回が重なるほど交流の輪が広がり、若い人がたくさん参加してきている。」と述べた。
実行委員長に山本正人県民部長、副委員長には任政光横浜華僑総会会長・殷鍾七在日本大韓民国民団神奈川県地方本部団長・鄭喜炅在日本朝鮮人総聯合会神奈川県本部委員長・小野沢孝一(財)神奈川県国際交流協会副会長が選出された。
実行委員会の開催後、「あーすフェスタかながわ2007企画委員会」が、11月 10日(金)に神奈川県民センター(JR横浜駅)で開かれた。企画委員会は、「みんなで育てる多文化共生」をキャッチフレーズに、多文化共生社会の実現に向け、このイベントの企画及び運営を行う。実行委員長に温悠氏(中国)、副委員長に柳榮鉉氏(韓国)が選出された、副委員長あと1名は次回選出予定。
お知らせ
中国ビデオ・DVD鑑賞会
12月12日(火) 『中国自然奇観2』
1月9日(火) 『孫中山』
毎月第2火曜日 午前11時開演
会場:横浜華僑総会2階 横浜華僑総会文化部
06―12会員代表のコラム
本コラムはWebへの掲載はしていませんが、一年の締めとして本稿を掲載します。
2006年の最終号になりました。
本コラムは当初、「横浜華僑総会の活動に反映させるため、会員のみなさまにご意見を頂戴する場」としてスタートしましたが、いつしかその内容は「会員代表『へ』のコラム」に変わってしまいました。みなさまに文章を書いていただくことの苦労は歴代の編集長が骨身にしみて感じていたことです。そのような中で、「中国万華鏡」「敦煌・トルファン・ウルムチの旅」「杭州の風」「北京の風」などの連載文や、さまざまな活動に参加して記事・報告・感想を寄せてくださった方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
たしかに、出版物に寄稿するにはありったけの勇気をかき集め、己を奮い立たせる必要があります。私も編集部員になりたてのころ、初めて書いた原稿の下書きは肩肘の張った文体でした。送り仮名は正しいか?この表現は不自然でないか?と連夜推敲したものですが、最近では句読点の位置やカッコの使い方はもとより、適切な表現が見つからない部分があっても9割完成で脱稿し、あとは『通訊』紙面担当者に一任しています。みなさまには、どうぞ気軽に投稿していただきたいと願っています。ご意見、旅行記、趣味・研究などの寄稿を心からお待ちしています。
紙面には今年、年間行事以外にも媽祖廟の建立開廟、会員代表懇親会、また国内の青蔵鉄路の全線開通などの記事を掲載しました。インタビュー連載「新風采録」には、多くの反響があります。この欄で取り上げてほしい人物がいらっしゃいましたら、どしどし推薦してください。
本紙は会員各家庭に1部ずつ届けられています。丹念に読んで感想を寄せてくださる方がいらっしゃる一方、若い人にはあまり読まれていないようです。それは若い人たちの無関心が原因ではなく、彼、彼女たちを引きつける記事を載せられない編集の責任と考えています。新しい情報、話題性のある記事、興味深い紀行文、みなさまのご意見などを掲載するよう努め、「ここ読んでみなさいよ」と、本紙を手にしない人に家の人が薦めてくださるような記事を、1本でも多く掲載できるように、編集部員一同心を新たにして2007年も紙面づくりをしていこうと考えています。
引き続きご愛読たまわりご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。 (楊)
訃告
朱慶雄氏(本会元監事・廣東要明鶴同郷会顧問、横浜中華学校32届生朱銘江氏・33届生朱銘生氏ご尊父、広東省鶴山県)06年11月9日逝去されました。享年88歳。通夜は11月12日、告別式は11月13日、中区山下町「廣東會舘」で執り行われました。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
葉照聲氏(横浜中華学校29届生・泗興公司、広東省宝安県)06年11月15日逝去されました。享年45歳。通夜は11月18日、告別式は11月19日、中区山下町「廣東會舘」で執り行われました。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
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